今回はテント倉庫の補修に関してのお話です。
補修といってもなかなかやる機会がなく、イメージがわかないかもしれません。
お持ちのテント倉庫でテント生地が破れてしまったや穴が空いてしまったときみなさんはどのよう
に対処されておりますか?
そのままにしておくと、テント生地の劣化と共に、次第にその穴や傷口から破れや穴が広がる可能性
があります。
従って、破れた箇所や穴が空いた箇所のテント生地があり、気づいた際はなるべく早く補修対処する
必要があります。
テント倉庫自体も寿命がありますので、そのままにしておくと、補修できにくくなる傾向にあります。
そんなテント生地が破れてしまった、穴が空いてしまったとき、応急対処の補修方法として、
補修剤で塞げることが可能となります。
今回、テント生地補修の3種類のよくできる穴についてみてみましょう。
例えばテント生地に何かひっかかって小さな穴があいてしまったの場合の補修として
テント生地の裏側から「補修剤」を塗ります。
誤ってカッターでテント生地を切ってしまったような場合の補修として
やはりテント生地の裏側から切れ目に沿って補修剤を塗ります。
もうダメだろ?ってくらいテント生地に大きな穴があいてしまった場合の補修でも、
「補修剤」は「接着剤」でもあります。
そこに当てるテント生地があれば、
テント生地を当てて、穴の補修を塞いでください。
この状態で一晩(12時間以上)かけてテント生地の部分を乾燥させ補修します。
乾燥するまではべったりした状態です。
翌日、対象のテント生地部分の穴が塞がっているかどうか、確認してみました。
皿の上にテント生地を張って、水を入れます。
補修したテント生地部分に穴があいてなければ水漏れはしません。
テント生地を3つ同様にして、1時間待ちます。
1時間後確認しました。
テント生地部分3つのいずれも、皿への水漏れはありませんでした。
テント生地の裏側にも水滴はありませんでした。
下の写真は1時間水を張った直後のテント生地の裏側です。
水のように見えるのは乾燥した補修剤です。
水分ではありません。
テント補修剤は撥水剤と同じく、米国McNETT社のGEAR AIDブランドの商品です。
以下はメーカー提供の商品説明です。
強力な接着力を持つ補修剤。
効果は完全防水で半永久的に持続します。
乾燥後は柔軟性のある薄い膜状の仕上がり。
高温、低温下でも接着性能に変化なし。
ウレタンベースの成分で湿気に反応し徐々に固まります。
ナイロン、PVC、ゴム、レザー、ビニールなどの素材に対応。
ただし、シリコン素材には使用できません。
テントやタープの「縫い目」の防水にも効果大。
いかがでしたでしょうか。
もし、現在お持ちのテント倉庫で穴が空いている箇所や破れている箇所がありましたら、
今回の記事の補修を参照に是非一度試していただけると幸いです。
補修することでテント倉庫の寿命も保つことができるでしょう。
《この記事に関するお問い合わせは》 テント倉庫の設計から施工、メンテナンスまで「安心一貫体制」で実施 またテント倉庫に関わる倉庫内の生産設備の提案から導入までも対応! 光精機はものづくりの現場を支えるパートナー 有限会社 光精機 TEL:048-562-0655(代表)/048-561-6563(営業) FAX:048-562-2624 お問い合わせメール:sales@hikari-sei-ki.com