不良の原因となる因子を見える化し、トラブル回避をします。
・汚れが目立つようにする。
床や設備を常に清掃し、綺麗な状態を維持します。
綺麗な環境が保たれると、通路や設備の油もれが発見しやすくなります。
このような異常を検知しやすくするために、床に明るい色を用いるなどして
あえて汚れを見えるようにします。
・設備条件を見える化する
天候・気湿・湿度・昼夜など自然界には環境変化があります。
そこから、寒い時に設定した条件が、暑い時には必ずしも合わないという環境対応性が求められます。
そこで、環境条件に適合した設備条件を設定し、それらを設備条件などで見える化します。
・員数管理
員数管理は「使う前の材料の量ー使った量=使った後の在庫量」とします。
例えば、ビス・ワッシャー・ナットを10箇所に組み付ける場合、セット運搬や収容数の
定数化を図り、使用前にそれぞれの数を10個ずつに合わせます。
そこに、ワッシャーが1個でも残っていれば、組み付け忘れではないかと気づきます。
後で、全数検査しなくても、その場で異常が見える仕組みとなります。
・不適合製品を適切に処置する
不適合製品を誤って使用したり、運搬したりすることがないように、不適合製品を
NGラベルなどを用いて識別(見える化)し、適切に処置します。
その処置方法としては、
-
手直し、再加工
-
処理する、特別採用(修理しない)
-
再格付けして用途変更
-
廃棄
があり、モノに品名・不適合内容・程度・数量・日付・担当者などを明記し、
処置方法を明らかにしておきます。
《この記事に関するお問い合わせは》 テント倉庫の設計から施工、メンテナンスまで「安心一貫体制」で実施 またテント倉庫に関わる倉庫内の生産設備の提案から導入までも対応! 光精機はものづくりの現場を支えるパートナー 有限会社 光精機 TEL:048-562-0655(代表)/048-561-6563(営業) FAX:048-562-2624 お問い合わせメール:sales@hikari-sei-ki.com