※写真:工場内でテント生地を製作中の写真です。
テント倉庫の生地に関して様々なものがあります。日々開発により進化しているテント倉庫
の生地加工。
どの生地が適切なのか、生地加工ってどんなものがあるのか、よく分からない方も多いの
ではないでしょうか。
今回はテント倉庫の生地において“生地加工の種類”に関してお話させていただき、
知っておくことで、今後の自社テント倉庫内で保管や管理されている製品の品質向上や
状況把握に繋げられるかと思います。
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スーパーフッ素防汚加工/フッ素防汚加工
汚れがつきにくく、落ちやすく、メンテナンスに手間がかからないフッ素樹脂コート加工。
さらに高純度のスーパーフッ素樹脂コート加工は、トップレベルの防汚機能で取り付け時の美
しさを長期間保ちます。
スタンダードタイプとして、フッ素加工商品もあります。
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吸水防止加工
生地の継ぎ目から、雨などの水が浸み込んでいかないように品質を長く保つ加工です。
吸水防止加工がない場合、雨などを吸収して急激に外観が見劣りする場合もあります。
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防炎加工
商業施設や公共施設など、多くの人が集まる場所では、火災発生などを予測した安全性への
配慮が求められます。
テイジンオーニングマテリアルの商品には、火災発生のなどの災害への対処を考慮した、
安全性を最優先した防炎機能を施しています。
(財)日本防炎協会の認定によるもので、高い評価を得ています。
– 防炎とは
防炎は不燃とは異なります。
防炎とは「燃えにくい」という性能を示す用語です。
仮に着火しても自己消火性があり、際限なく燃え広がらないことを意味します
防炎と難燃の違いは?
イメージ的には、防炎製品は火が燃え広がらない製品です。難燃材料は、建築基準法で
定められた技術基準をクリアーしたものです。
防炎は、消防法を基準としています。消防法でデパートや劇場、展示会場など人が多く集まる
場所での防炎物品の使用が義務づけられています。また、防炎製品は、第三者機関である防炎
製品認定委員会が認定した製品です。防炎製品は規制対象外ですが、消防署の行政指導などで
その使用を要請されることがあります。
難燃材料は、建築基準法で定められた材料で、平成12年の建築基準法改正前後で、その意味は
大きく異なっています。現在は、加熱開始時間後5分間で、
1.延焼しないこと
2.防火上有害な変形、溶融、亀裂その他損傷を生じないこと
3.避難上有害な煙又はガスを発生しないこと
を満たさなければなりません。
防炎について更に詳しく知りたい方は、(財)日本防炎協会のホームページをご覧下さい。
(財)日本防炎協会のwebサイトへ
・テイジンオーニングマテリアルが取得している防炎性能に関する認定について
防炎物品
「消防法」により定められた地域・用途で使用する物品に必要な性能を認められたもの。
(例:カーテン等)
防炎製品
「消防法」により定められたもの以外で、市町村各自治体の「火災予防条例」にて努力規定と
して定められたもの。
(例:テント・シート、幕等)
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UVカット加工
強い日差しと紫外線を遮るのがテントです。
テントの素材として多く使われている合成繊維、特にポリエステルはその繊維構造から、紫外
線カット率が高くなっています。テイジンテントではこの有害な波長380nm以下の人体に有害
な紫外線をほぼ100%カットしています。このように、自然の光と風を受けながら、心地よく
過ごせる空間創りに、テントは大きな役割を果たしているのです。
紫外線が与える人体への影響
・A紫外線・・・皮膚の老化を促進する
・B紫外線・・・皮膚がんやシミ・ソバカスの原因となる
・C紫外線・・・皮膚がんや白内障を引き起こす
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光触媒加工
生地の表面に酸化チタンコート加工を施し、セルフクリーニングを実現しました。
素材をいっそう美しく保つことができます。
1.生地にコーティングした酸化チタンに紫外線が照射されると、酸化チタンが光触媒として働き
ます。
2.汚れ(有機物)を酸化分解して二酸化炭素と水に変えます。
3.親水性があるので、水が汚れの下に入り込み汚れを浮き上がらせて、汚れが流れ落ちてテント
をクリーニングします。
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まとめ
テスト倉庫の生地と言っても防炎加工やUVカット加工など様々な加工が施され、お客様の使用
用途に合わせ、柔軟な対応ができるようになっております。
今回上げましたテント倉庫の生地加工で代表的なもので、その他にも様々なテント倉庫の生地
加工に関する開発が行われております。
但し、上記内容を把握しておけば、だいたい問題はないでしょう。
テント倉庫の生地加工を知っておくことで、ご自身が現在使用しているテント倉庫で自分たちで
簡単な補修を行う際の選定基準やテント倉庫のメンテナンス、修理を行う場合の参考として
ご活用していただければ幸いです!
尚、詳細や疑問点などありましたら、以下お問い合わせしていただけますと弊社アドバイザーが
ご対応いたします。
《この記事に関するお問い合わせは》 テント倉庫の設計から施工、メンテナンスまで「安心一貫体制」で実施 またテント倉庫に関わる倉庫内の生産設備の提案から導入までも対応! 光精機はものづくりの現場を支えるパートナー 有限会社 光精機 TEL:048-562-0655(代表)/048-561-6563(営業) FAX:048-562-2624 お問い合わせメール:sales@hikari-sei-ki.com